| Millenetarium | 星と音楽の夕べ２０００年１２月 |
| 〜２０世紀の最後に贈る 地球（ほし）のうた〜 |
第二週１２/９
Web masterみわ---studio.miwa@nifty.ne.jp---カントリーガール
番組の直前に流すこの曲を、いつも美しい夕焼けをうつしだしてくれる、ツアイス君の横に付いた、五プラ生まれで手作りの「夕焼け投影機」に捧げます。--
風になれ〜みどりのために〜
遠く見据えた「夢の世紀」になっても、わたしたちは地球の上で、みどりのなかで暮らします。そして、地球にへばりついて暮らす限り、星は空にあって、大地の上をめぐります。地球の生物であるわたしたちがそれを忘れて「夢」を見るのは、危険なことではないかと思います。どんなに地動説が浸透してたとしても。ところで、他の惑星を人類の手で緑化したら、それはそのほしの環境を壊すことになるのかしら？
うさぎ
冬の星空で一番好きな星座は「うさぎ座」。有名なオリオンの足もとを今夜もぴょん、と跳ねています。
SORAMIMI〜空が耳をすましている〜
本当の空の満天の星がまたたくようすは、まるで生きもののように見えるときがあります。五島プラネタリウムの星はもっと密やかに、ささやいたり、泣いたりします。シートにじっと座っていると、こちらの心を見透かされているようです。片思いの人が隣にいるときに星に包まれたら、この曲のような気持ちになりながら、懸命に平然を装ってしまいそうです。さて、曲中に出てくる「流星」といえば、１２月は「ふたご座流星群」です。
やすらぎの指環
星に話しかけられながら、あるいは何もいわれずに抱かれながら、どんなにやさしい時間をここでもらったでしょう。等身大の星空がうつされるドームスクリーン。渋谷のドームのむこうにはいつでも本当の星空がリンクしているのを感じます。ツアイス君が女性だったら、わたしたちにこのうたをうたってくれることでしょう。
海の時間
太陽も、地球も、原子も星から生まれました。彗星に含まれていた水が海をつくったともいわれます。わたしたちが長い時間をかけて生まれてきたことだって、星に生んでもらって育ててもらっている、といいかえられるかもしれません。星について知るというのは、自分自身をみつめること、遠くのものと自分自身がしっかりとつながっているのを確かめること、ではないでしょうか。このようなことを４０年以上都会の真ん中で伝え続けてきた「ツアイス君」に、この曲を。「もっともっときみの投影を見たかった、ほんとうにきみの星空が大好きだよ」。「ベッドの船」が「ドームの船」に置き換わって聞こえる曲を聞くたびに、泣いてしまうのです。
M00N SONG
五島プラネタリウムという名月がなくなることに心を痛めている、この星空を愛してくれているファンのみなさんへ贈ります。ふたたび満月が渋谷とわたしたちを明るく照らしますように。
ひとみの永遠
五島プラネタリウムの空の色の移り変わりが大好きです。一度だけの夕焼けと朝焼け。みなさんのひとみにいついつまでも残りますよう。
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