五島プラネタリウムの卒業文集
「渋谷の空の向こうに〜わたしたちが受け継ぐもの〜（仮題）」
寄稿のお願い
２００１年３月に渋谷の天文博物館五島プラネタリウム（以下、五島プラネタリウム）が４４年の活動の歴史に終止符を打ちます。この五島プラネタリウムからの「卒業」にあたり、五島プラネタリウムファンが文を寄せあって文集をつくろう、というファン有志による企画です。
五島プラネタリウムに通い詰めた少年少女のなかには、そこで養った科学知識やセンスを活かして、プロの天文学者やプラネタリアン、理科教師、科学記者、気象予報士に育った方々が多くいらっしゃるようです。アマチュアでも、熱心に観測をして天文学へ貢献している方や、ボランティアで手伝いをしている方もいます。このような「五島プラネタリウムが人生に影響を与えてしまったかもしれない」人の声を集めてつくりたいと考えています。
また、青春時代に通った恋人達、こどもを連れて訪れた家族、みなさんそれぞれの立場で、五島プラネタリウムならではの思い出があるのではないでしょうか。そんなささやかな「影響」でも大歓迎です。ひとつひとつの私的なエピソードを示すことを通して、多くの人たちに愛されている五島プラネタリウムの全体像を浮かび上がらせることができたら、と思います。どうか、原稿をお寄せください。
文集は来年春の完成をめざします。最終的な完成は閉館後になります。
途中、原稿募集の宣伝のために準備号として小冊子にまとめています。（準備号１号は２０００年１２月２３日に発行しました。２号は３月３日発行予定です。） すべてをまとめて最終版をつくります。
どのくらいの規模になるのか、印刷の程度、発行部数などはすべて未定です。これからの盛り上がりの流れにのって、決めていきます。
原稿募集 詳細
■ 参加資格
○ 五島プラネタリウムに来館したことがあり、五島プラネタリウムに愛着をもっていること。
■ 原稿の内容
五島プラネタリウムファンならずとも、五島プラネタリウムの閉館を「残念」と思い、大きな衝撃を受け、寂しい気持ちになった方は多いことでしょう。しかし、残念な気持ちだけで終わらせるのではなく、 五島プラネタリウムで学び得たことを後々までも残し、伝えられるようなものをと考えております。
「残念」と感じるかどうかは読み手に委ね、「卒業」にふさわしい希望あふれる文をお寄せください。 五島プラネタリウムで学んだことを活かす、他に広める、次の世代に伝える、未来を見つめたものにまと めたいのです。「母校」がなくなるのは「卒業生」としてとても寂しいことですが、わたしたちは絶望 ではなく、希望を五島プラネタリウムから受け継いでいるはずです。
また、堅苦しいものばかりでなく、五島プラネタリウムでの忘れられないエピソードなどもお気軽にお寄せください。
○テーマのヒント
＊ 五島プラネタリウムで「得た」「見つけた」大切なこと
＊ 五島プラネタリウムから受けた「影響」
＊ 五島プラネタリウム通いが自分の人生を「どう変えた」か
＊ 五島プラネタリウムでの「忘れられない」エピソード
■ 原稿ジャンル【原稿字数：４００字詰め原稿用紙で】（これらは目安であり、絶対ではありません。）
A 大きな影響を受けた方 【２〜５枚】テーマ毎に複数の原稿にしても可
・天文・科学のプロ（例：研究者、プラネタリアン）
・アマチュアで天文活動を続けている（例：観測・サークル主宰）
・その他（例：天文少年・少女だった、デート・学習投影に来た）
B いろんな影響を受けた方 【１〜２枚】テーマ毎に複数の原稿にしても可
・とにかくなんでもあり
（ペンネームやハンドルでの掲載も可。ただし、原稿が複数の場合は名前を統一すること。）
C 影響を受けたけれど、絵を描きたい方【jpgかgifでなるべくデータ量の少ないもの】
文集の紙面に載せるイラストとして使用します。
＊ いずれも連絡先（電話番号と住所）と本名を原稿に明記のこと。
掲載時も本名（例：神奈川県藤沢市 齊藤美和）での掲載となります。（特別な理由がある場合をのぞく）
＊ 差し障りがなければ、ご職業と所属も掲載させてください。（特に「影響」が仕事に及んでいる方）
■ 〆切 原稿の最終〆切は３月１３日です。
■ 原稿応募の方法
○電子メール
studio.miwa@nifty.ne.jpあてに件名を「卒業文集原稿在中」としてお送りください。
必ずテキスト形式でお送りください。
原稿には住所、氏名、連絡先、返信先アドレスを明記してください。
○郵送
下記の宛先に定形郵便でお送りください。原稿には住所、氏名、連絡先を明記してください。
〒150-8944 東京都渋谷区渋谷２ー１５ー１ ストックプラス３３８
五島プラネタリウム卒業文集制作委員会 齊藤美和（さいとうみわ）
（「ストックプラス」を省略せずに必ずお書きください）
■ 原稿の扱い
＊ 編集作業をスムーズにさせるため、できる限り電子メールにてお寄せください。
＊ 万が一の場合（郵便事故等）に備えて、あらかじめ原稿の控えをおとりください。
＊ 寄せられた原稿は返却しません。
＊ 文集作成以外にも原稿を二次使用することがあります。
＊ 編集上の都合により、送付いただいた原稿を掲載できない場合もあります。
＊ 内容を省略したり、編集を加えたりする可能性もありますので、ご了承ください。
＊ 文・イラストともに未発表のオリジナル原稿をお寄せください。
＊ 連絡先等の個人情報を文集作成スタッフ以外の者が閲覧・取り扱いをすることはありません。
＊ 原稿料はありません。
■ 五島プラネタリウム卒業文集制作委員会スタッフ
編集責任者 齊藤美和（さいとうみわ）・・・理科教員、五島プラネタリウム星の会特別会員
発起人 伊藤哲也（いとてつ）・・・・・大学院生（物理学専攻（電波天文学））、星の会会員
編集補助・賛同・協力してくださる方々・・・
佐藤誠子（国語科教員）、久保田麻三留（気象予報士・星の会会員）、工藤美智子（星の会特別会員）
１／２８までに原稿をお寄せくださっている方々（一部）
加藤 賢一・渡部 義弥（大阪市立科学館）、立松 健一（国立天文台）、坂本 彰弘（国立天文台野辺山宇宙電波観測所）、亀谷 收（国立天文台水沢観測センター／ＶＥＲＡ推進室）、箕輪 敏行（川崎市天文同好会）、
渡部 潤一（国立天文台広報普及室長）、佐倉 統（東京大学大学院情報学環）、井田 祐司（星の会会員）
問い合わせ先 さいとうみわ studio.miwa@nifty.ne.jp
五島プラネタリウム私設ファンクラブ（非会員制）ホームページ
（この企画についての最新情報はこちらのホームページ内に掲載されます）
http://member.nifty.ne.jp/MIWA/goto/
この文集作成の企画について天文博物館五島プラネタリウムは関係していません。
五島プラネタリウムへ内容についてのお問い合わせはご遠慮ください。
五島プラネタリウム卒業文集制作委員会 【このちらしは2001.2.1版】